香典の表書き(こうでんのおもてがき)

読み:こうでんのおもてがき

≪ 表 書 き ≫
「御香典」あるいは「御香料」とします。
黒白・銀白・銀一 色の水引を用います。
「御玉串料」「御榊料」あるいは「御神饌料」とします。
黒白・黒銀・銀一色・白一色の水引を用います。
「御霊前」は、どの宗教にも共通で使用することができます。
氏名を書きます。連名の場合は、目上の人の氏名を右端より順に記します。
会社・団体の場合は、会社名・氏名を記します。また、代表者の役職・氏名や部書名を記したり『○○課有志』とする場合もあります。仕事関係の場合は、名刺を添えることもあります。
≪ 裏 書 き ≫
左下に金額を漢字で記します。
住所・氏名を併記する場合もあります。
内袋のある香典袋の場合は、表に金額、裏に住所・氏名を記します。
香典の不祝儀袋と表書きは宗教によって違うので注意しましょう。
■ 仏式の場合
表書きは、「御香典」「御香料」「御香資」。浄土真宗は「御仏前」、浄土真宗以外は「御霊前」も使えます。水引きは、一般的に黒と白だが、銀と白、黄と白も可能。
■ 神式の場合
「御玉串料」「御神餞料」「御榊料」。水引きは双銀、双白のものを使用。
■ キリスト教式の場合
一般的に「お花料」と書く。カトリックでは「御霊前」「御ミサ料」も使用されている。水引きは一般的に付けません。